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仮想通貨が生んだ「億り人」の実態!?
ツイートで紐解く日本人のお金事情!

Summary

 NISAやiDeCoに続き、昨年からビットコインに始まる仮想通貨バブルで「お金」の話題が注目を集めています。そこでイマツイでは、なかなか人には聞きにくい「お金」に関する話題をTwitter全量データで分析!「仮想通貨」「株」「貯金」の3つのカテゴリーを分析し、プロファイル情報などからリアルなユーザー像に迫りました。

分析対象

①「仮想通貨」「株」「貯金」の話題量推移分析
抽出期間:2012年4月1日~2018年3月31日
抽出条件:
・仮想通貨:日本の取引所で現在取り扱われている仮想通貨名を含むツイート
・株式投資:「株」「証券」「投資信託」の売買/投資に関するツイート
・貯金:「貯める・貯金・預金」を含むツイート
総ツイート量:「仮想通貨」15,302,186、「株式投資」8,858,917、「貯金」37,368,293

②・③プロファイル分析
抽出期間:2017年4月1日~2018年3月31日
抽出条件:①で抽出されたツイートの中でさらに運用関連ワード(売買、損益関連)を含むツイート
総ツイート量:「仮想通貨」391,236、「株式投資」248,611、「貯金」2,586,127

④・⑤「ビットコイン」の話題量・プロファイル分析
抽出期間:2012年1月1日~2018年3月31日
抽出条件:「ビットコイン・BIT COIN・BTC」×買う/保有関連ワード
総ツイート量:400,705

過去5年間の仮想通貨、株、貯金の話題量推移を分析!株価に連動するのは、「投資」ではなく「貯金」!?
日本人の根強い「貯蓄志向」がTwitterから明らかに。

イマツイでは、仮想通貨、株、貯金の話題量を日経平均株価と照らしあわせて分析。景気とお金が向かう先の相関関係に迫りました。

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 過去5年間を振り返ると、日経平均株価は右肩上がりの上昇トレンドとなっています。そんな中、3つのお金の話題量推移と見比べると、株価に最も連動していたのは、株価に直結する「株」ではなく「貯金」だったことが判明。株に関する話題量は日経平均が記録的な高値となった2013年5月と、2015年4月に一時的に急増しているものの、全体的には横ばいで推移し、日経平均株価との相関関係はみられませんでした。一方、最近話題の仮想通貨は2016年ごろから右肩上がりに増加し始め、2017年に話題が急騰。Twitter上の話題でもいわゆる「仮想通貨バブル」へと繋がっていたことがわかりました。これらを踏まえると、景気は好調に推移し、投資に注目が集まっていると言われているものの、実際には「お金はまだまだ貯めるものである」という意識が根強いということが、ツイート量から浮かび上がる結果となりました。

ツイートから浮かぶお金にまつわるユーザータイプ若い女性は堅実な貯金派。20-30代男性は果敢に仮想通貨にチャレンジ!

 さらに、Twitter全量データから、お金を「貯金」、「株」、「仮想通貨」のそれぞれで運用している人がどんな人なのか、プロファイル情報を分析しました。

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「貯金派」「株派」「仮想通貨派」のそれぞれを性年代の構成比で見ると、「貯金派」はわずかに男性よりも女性の方が多く、「株派」「仮想通貨派」では男性が圧倒的に多いという結果になりました。特に、20代以下の若い女性ほど堅実に貯金を行う傾向があると言えそうです。「株派」、「仮想通貨派」はどちらも30代男性が最多という点で共通していますが、「仮想通貨派」では20代以下のより若い男性の比率も他と比べて高いことが分かります。女性は堅実な「貯金派」、一定の資金を持っている壮年男性は「株派」、少額資金でもチャレンジする若い男性は「仮想通貨派」といったリアルなユーザー像が浮かび上がりました。

仮想通貨派の実態に迫る!仮想通貨を買っているのはサラリーマンとギークな大学生、そして職業不明のクルマ好き!?

 ここ数年で急増している「仮想通貨派」のユーザーにさらにクローズアップしたいと思います。ツイートデータから仮想通貨に投資している人々のプロファイルの特徴に迫りました。

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 分析の結果、大きく4つの特徴的な仮想通貨ユーザー像が浮かび上がりました。最も多かったのが男性の30代サラリーマン。全体の27%を占める属性でした。そして女性でも同様に30代のキャリアウーマンが最も多いことがわかりました。情報感度が高く、資金にも余裕がありそうなユーザーが、仮想通貨にチャレンジしているのかもしれません。さらに浮かび上がったのがゲーム好きな男子大学生と、職業不明の40代男性。クルマやバイクなど乗り物を趣味とする、もしかすると既に仮想通貨で多額の利益を得て趣味に投じているユーザーが一定数いるのかもしれません。実は、みなさんの身近なところにも仮想通貨に投資している方がいるのかもしれませんね。

話題の「ビットコイン」を分析!ビットコイン超初期の億り人!?2012年にも約200件のツイートを観測!

 さらにイマツイでは、仮想通貨バブルで話題になったビットコインの購入に関するツイート量がTwitter上でどのように推移していったのかを時系列で紐解きました。

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 過去7年間分のTwitter全量データからビットコインの話題を紐解くと、2016年末から徐々に話題量は上昇し、2017年4月に改正資金決済法等が施行されたことで話題量も急増。そして、2018年の仮想通貨バブルとともに大きく話題になっていることがわかります。
 注目すべきは2012年。わずか186件ながら、ビットコインを購入していると思われる投稿が既に存在するということです。このユーザーたちこそ、ビットコインバブルによって巨万の富を手にした「億り人」かもしれません。

早期からビットコインを購入していたユーザーに迫る!億り人は、年収平均レベルの都内IT企業社員!?

 イマツイでは、ビットコインを早期から購入していたと思われるツイートユーザー100サンプルを分析し、そのプロファイルを描きました。

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 その結果、東京のIT企業で働き、年収は日本の平均年収相当のサラリーマンの姿が浮かび上がりました。ユーザー属性をさらに分析してみると、勉強熱心で意外にもギャンブル志向が低いと推定されるプロファイルが浮かび上がりました。彼らは、かなり早い段階から情報を入手し、何らかの確信をもってビットコインに投資をしていたのかもしれません。一攫千金に必要な要素は潤沢な資金でも、運でもなく、熱心に情報を得る勤勉さなのかもしれません。つまり、億り人への道は誰にでも開かれていたということ!?仮想通貨バブルは、まだまだ話題が尽きないテーマとなりそうです。