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2019年10月実施の増税による反応を分析! 買いだめ品は「お酒」「オムツ」そして「生理用品」。 8%増税時との比較から10%増税の特徴が明らかに!

Summary

10月1日より始まった消費税の10%への増税。新たに軽減税率の導入もあり、大きな話題になりました。
イマツイでは、2014年の8%増税との話題の比較や、10月1日の消費増税当日の話題量推移を通して、今回の増税を掘り下げます。

タグ
増税
消費税

分析対象

抽出期間:2014年4月1日~2019年10月1日

①「増税」の話題量分析
対象ワード:「増税」を含むツイート
件数:2014年4月1日~2019年9月30日-22,733,134件

②「増税」の話題量分析
対象ワード:「増税」を含むツイート
件数:2019年10月1日-723,353件

③「買いだめ」の共起語分析
対象ワード:「増税」および「買いだめ」を含むツイート
件数:2014年1月1日~2014年3月31日-116,481件、2019年7月1日~2019年9月30日-96,496件

④「買いだめ」を投稿するユーザーのプロファイル分析
対象ワード:「増税」および「買いだめ」を含むツイート
件数:2019年7月1日~2019年9月30日-96,496件

内閣の発言にユーザーは反応!?
増税に関する5年分の話題量推移を分析!

まずイマツイでは消費増税に関する話題の推移を2014年の増税当日から2019年9月まで分析。増税への関心がどのように推移したかを探りました。



分析の結果、増税実施のタイミングで話題が最大化することはもちろんのこと、内閣や首相が増税に関して言及した際に大きく話題になることがわかりました。またいずれも増税の話題は持続しないということがポイントと言えそうです。実際に2017年9月、2018年10月に10%への増税が明言された際にも、一時的には大きく話題になるものの、すぐさまに鎮火する様子が見て取れます。一方で2019年の4月ごろから徐々に話題量が増加し、増税直前の9月に話題が最大化することを考えると、増税実施直前までユーザーは増税を自分ごと化することができず、話題にものぼりづらい、ということが言えそうです。

増税実感はやはりお買い物のタイミング!
増税当日の話題量推移で見えた3つの山!

次に、イマツイでは増税当日である10月1日の話題量推移を分析。24時間のうちどのタイミングで増税の話題が増加したかを掘り下げました。



分析の結果、0時に話題量が最大化したことを除くと、朝7〜8時台、昼の12時台、夕方18時台に大きく3つの山が形成されていることがわかりました。ちょうど人々が買い物をするタイミングで大きく話題になっており、実際に買い物をして増税を実感するユーザーが多いために、このような結果になったものと考えられます。

違いは、オムツと生理用品にあり!
8%増税時との比較から、買いだめ動向を分析!

さらにイマツイでは消費増税前によく見られる買いだめ、駆け込み需要を掘り下げます。2014年の8%増税時との比較から、今回の増税における消費者行動をひも解きました。



分析の結果、ランキング上位をトイレットペーパーや化粧品、洗剤といった日用品に加えお酒類といった軽減税率の適用されない品目が占める結果となりました。軽減税率の適用されないものを賢く買いだめする生活者の姿がうかがえます。その一方で、軽減税率が適用される食料品もランクインする結果に。今回の増税では初めて導入された軽減税率ですが、仕組みが複雑で混乱を生んだために、「食料品に軽減税率が適用される」ということへの認知があまり得られなかったのかもしれません。また、8%増税時にはなかった傾向として、今回おむつ、生理用品といった品目が上位にランクイン。これらは生活必需品でありながら、軽減税率が適用されないとあって、かねてからSNS上では議論に上がっていました。SNS上での批判を体現するかのように、これらの品目に実際に駆け込み需要があったことが明らかになったといえそうです。

買いだめを行っていたユーザーの人物像に迫る!
見えたのは圧倒的な飲酒率の高さ!

最後に、イマツイでは今回の増税に際して「買いだめ」について投稿を行ったユーザーを分析し、「増税によって買いだめを行っていると思われる人々の特徴」に迫りました。



「買いだめ」について投稿する人は男性42%、女性58%と、女性が多いという結果に。年代では30代が最も多く40%であり、20代が33%、40代が22%と続きました。家庭を持ち、実際に家計をやりくりする必要がある年代であるため、消費税の話題には敏感に反応し、買いだめ行動を起こしたのではないでしょうか。さらに趣味や飲酒の有無などの分析も踏まえると、4つの人物像が浮かび上がりました。注目すべきは飲酒率の高さ。全体でみても81%が飲酒を行っていることがわかりました。酒類には軽減税率が適用されないことを受けて、買いだめに走ったユーザーが多かったといえそうです。また、趣味についても、テレビゲームや映画鑑賞、スポーツ観戦など、外出する趣味をもつ人物像が浮かび上がっています。趣味にお金を使うべく、買いだめによって少しでも出費を抑えようと考えたユーザーが浮かび上がってきたのかもしれません。

10%増税から数週間経ち、増税の影響や混乱も落ちついてきたように思えます。今回の増税を受けて、人々の消費行動はこれからどのように変わってしていくのでしょうか。 イマツイでは、これからも世の中の事象をTwitter全量データをもとに分析し、人々の行動や話題を紐解いていきます。