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夏の風物詩、花火をオノマトペの世界から徹底分析! あなたは打ち上げ花火をどう表現する!?全国の豊富な表現バリエーションが明らかに!
「こんなことば思いつかない...」地域独自の意外なオノマトペも発掘!

Summary

イマツイとデータサイエンティストがこの分析のために新たに開発した「オノマトペ(擬音語・擬声語・擬態語など)辞書」を活用し、花火にまつわるオノマトペを分析しました。昨年と今年の夏を対象に、Twitter上で花火がどのようなことばで表現されているのか、そして地域ごとの特徴を明らかにしてみました。

タグ
オノマトペ
データサイエンティスト
花火
言語解析

分析対象

抽出条件:ボット、RTを除外した「花火」を含むツイート
期間:2014年7月、2014年8月、2015年7月
総ツイート量:17,746,624

花火にまつわる約1,800万ツイートからイマツイが発見!ソーシャル上の花火を表現するオノマトペの種類は、なんと○○種類!

日本の夏の風物詩、花火。今月も、毎週のように全国各地で花火大会が開催されており、大勢の人でにぎわっているようです。色鮮やかに光輝く美しさや、身体の芯を揺るがすような特有の音。視覚や聴覚など、私たちの感性に訴えかける迫力に、私たち日本人は惹きつけられます。 私たちを魅了してやまない花火の感動を誰かに伝えたい時、あなたなら、花火をどのようなオノマトペで表現しますか?(オノマトペとは擬音語・擬声語・擬態語のことです。たとえばかき氷の場合、頭が「キーン」とする、「ひんやり」していておいしい、「かちかち」に凍っている、などがあげられます。)

イマツイでは言語解析ツールを活用し、Twitter上で人々がどのような言葉で花火の魅力を表現しているか、花火のオノマトペを解析しました。

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分析の結果、花火を表現するオノマトペの数は、なんと253種類にも及んでいることが明らかになりました。(ひらがな表記とカタカナ表記(「どーん」と「ドーン」)、繰り返し表現(「どんどん」と「どんどんどん」)は違う種類のものとカウントした場合。同一のものとしてカウントした場合は、54種類。)

日本語は他の言語と比べ動詞の数が少なく、オノマトペが発達しやすい言語と一般的に言われています。花火のオノマトペだけでもこれだけの数があるわけですから、その事実にもうなずけます。

では実際に利用されている擬音のランキングを見てみます。すると、
1位 「どん」 (58,536ツイート)
2位 「ドンドン」 (18,355ツイート)
3位 「どんどん」 (13,789ツイート)
と、打ち上がる瞬間を「どん」と表現する派がTOP3を占める結果となり、「どん」を想像したあなたは多数派といえるでしょう。
一方で、同じく打ち上がる瞬間を表現する「バン」については、4位「バンバン」(13,166ツイート)、8位「ばん」(9,170ツイート)というランクになっており、「ばん」派は「どん」派よりも少数派のようです。

また9位「キラキラ」(7,833ツイート)や11位「パチパチ」(4,205ツイート)、15位「チリ」(3,860ツイート)など、「光が広がっていく様子を表現する」派も一定層見られました。(ランキングの詳細は次項にてご紹介します)

あなたのお住まいの地域のオノマトペの特徴はいかに!?「ドゥーーーン」「パララララ」「ばりばりばりばり」、これって花火のオノマトペ!?
地域ごとの、意外な花火のオノマトペとは?

イマツイの分析システムを駆使すると、つぶやきデータから居住地域を推定することが可能です。まずは、全国ランキング1位から15位までのオノマトペが、地域ごとにどの程度つぶやかれているのかを見てみました。

<オノマトペ 全国ランキングと地域ごとのツイート指標>

順位 オノマトペ 全国 北海道 東北 関東 中部 近畿 中国 四国 九州
1 どん 54.3 58.0 40.9 43.1 44.7 51.2 48.0 41.4 47.6
2 ドンドン 17.0 15.0 15.1 20.7 23.1 22.8 22.2 25.7 20.6
3 どんどん 12.8 11.4 10.7 13.4 14.9 14.0 12.5 26.2 14.2
4 バンバン 12.2 16.2 12.9 11.6 12.1 11.1 13.6 12.0 14.8
5 ドン 11.9 14.3 13.1 13.4 13.2 12.7 11.7 14.0 13.3
6 ドーン 11.1 11.8 13.6 15.1 14.3 16.9 13.5 13.0 11.7
7 どーん 10.1 10.3 9.9 9.4 11.3 9.3 9.8 8.2 8.7
8 ばん 8.5 10.7 14.4 8.2 9.1 8.8 9.7 5.7 8.2
9 キラキラ 7.3 6.5 6.5 7.7 6.7 6.6 6.7 4.5 6.3
10 バッ 5.3 5.3 9.3 8.6 7.2 6.1 5.5 4.2 6.0
11 パチパチ 3.9 2.3 3.2 3.2 2.9 3.4 3.5 2.5 3.5
12 バーン 3.7 2.6 4.0 2.6 2.9 3.5 3.4 2.7 4.2
13 ばんばん 3.7 3.9 2.8 2.1 2.4 2.5 2.6 5.0 3.2
14 ドカン 3.6 3.2 4.7 5.8 5.2 2.7 3.7 3.0 3.7
15 チリ 3.6 3.7 8.3 6.1 5.3 4.0 3.4 3.2 4.4

※スコアは、人口を平準化するために、地域ごとの各オノマトペの簡易的な偏差を算出したもの。
※オレンジ色の網掛けは地域ごとに比較した際に、最も高いスコア。

すると、北海道は「どん」「バンバン」「ドン」、東北は「ばん」「バッ」「チリ」、関東は「キラキラ」「ドカン」、中部は「どーん」、近畿は「ドーン」、中国は「パチパチ」、四国は「ドンドン」「どんどん」「ばんばん」、九州は「バーン」が他の地域に比べ高い割合で使われていることがわかりました。

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次に、その地域にしか出現しなかった花火にまつわるオノマトペを分析、マップ化しました。
博多弁の「バリ~」という方言に関連性があるのか、九州では「ばりばりばりばり」、
北海「道」ならではの「ドゥーーーン」など、かなり特徴的な表現が目立つ結果となりました。
あなたのお住まいの地域は如何でしたでしょうか。

花火大会もまだまだ全国各地で開催されていきます。
あなたの独自の感性で、オリジナルのオノマトペを開発しながら花火を楽しんでみても面白いかもしれません。