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ステイホームで意識改革? コロナ禍でダイエットに目覚めた人々の意識をTwitterから分析!

Summary

新型コロナウイルスの影響で強いられた、外出自粛、そしてステイホーム。
イマツイでは、コロナ禍での人々の生活意識、特にダイエットに関する意識に注目し、どのように変遷していったのかをTwitter全量データから探りました。

タグ
新型コロナウイルス

分析対象

①ダイエット意向に関する話題推移分析
分析対象:「痩せたい」関連語を含むRTを除外したツイート
分析期間:2020年1月1日〜2020年7月31日

②コロナ太り/コロナ痩せに関する話題分析
分析対象:「コロナ」太った/痩せた 関連語を含むRTを除外したツイート
分析期間:2020年3月1日〜2020年6月30日

③コロナ太り対策に関する話題分析
分析対象:「コロナ」太った関連語を含み、かつ行動を表すRTを含むツイート
分析期間:2020年3月1日〜2020年6月30日

④ダイエット意識に関する話題比較
分析対象:2019年と2020年の「ダイエット」関連語を含むRTを除外したツイート
分析期間:2019年3月1日〜2019年7月31日/2020年3月1日〜2020年7月31日

在宅生活でダイエット意向高まる?
緊急事態宣言から増えた「痩せたい」欲求

まず、イマツイではコロナ直前から現在に至るまで、人々の「痩せたい」欲求がどのように推移したのかを、「痩せたい」関連話題量から分析しました。



「痩せたい」欲求に関する話題量推移を見てみると、1月の正月太りに関する話題で一時増加したものの、その後落ち着きを見せて推移。緊急事態宣言が出された4月7日辺りから、再び短期間で激しく増加していることが分かります。特に5月4日に緊急事態宣言延長が発表されてからの2週間で話題量はピークに達し、最大9,192ツイート/日を記録。正月明けの話題量8,759ツイート/日を上回る結果となりました。緊急事態宣言発令から1カ月以上経過し、ステイホーム期間が長期化したことで、「太った」ことを実感し、「痩せたい」とつぶやくユーザーが急増したものと考えられます。
また、緊急事態宣言が全面解除された5月25日以降は緩やかに減少。ジムなどの営業も再開し始めた時期とも重なります。徐々に人々の運動不足が解消される形で、「痩せたい」という欲求も減少していったのかもしれません。

「コロナ太り」VS「コロナ痩せ」
ステイホーム中に痩せた人がとっていた行動は?

一方で、ステイホーム期間に生活習慣を見直し、痩せることに成功したユーザーも多いのではないでしょうか。イマツイでは、自粛ムードに突入した3月を起点に「コロナ太り」「コロナ痩せ」に関するツイートを分析することで、それぞれの要因を探りました。



分析の結果「コロナ太り」関連の総話題量は112,487ツイート。一方で「コロナ痩せ」関連話題量は32,530ツイートと、「コロナ太り」派が4倍近く多いことが分かりました。「コロナ太り」の投稿を見てみると「お菓子」「酒」といった食生活にまつわるワードをはじめ、「運動不足」といった直接的に太る原因と見られるワードが多く見られました。
また、「ご飯」「美味しい」などのワードも見受けられ、在宅期間に運動不足のさなか、「おうちご飯」が充実したことで、つい太ってしまった様子がうかがえます。 対して、「コロナ痩せ」に共起する語を見ると、「筋トレ」「頑張る」「3カ月」など、この自粛期間を利用して、計画的にトレーニングや食事制限に取り組んでいたことがうかがえます。また、「自炊」「食欲」というワードも見られ、家での食事が増えたことで食生活が改善され、結果「コロナ痩せ」に成功したユーザーも一定数いるようです。

ステイホームで話題になった「関節破壊ダンス」とは!?
「コロナ太り」対策ランキング

続いて、イマツイではコロナ太りへの対策を、話題量が多かった順に並べ、ランキングにしました。



2位以下を大きく引き離し、堂々1位に輝いたダイエットに関する話題は「関節破壊ダンス」でした。 TikTokで流行したダンスを紹介したツイートがさらに拡散され、瞬く間に話題となりました。CGアニメのキャラクターをお手本とした無理のある関節の動きが、トレーニング動画をオマージュした形で紹介されており、ダイエットに興味のある多くの人の目を捉えたようです。また、2位には任天堂の「リングフィット」がランクイン。昨年10月に発売されたフィットネスゲームですが、ステイホーム期間中にも気軽に取り入れられるため多くのダイエットユーザーから注目を浴びたようです。各量販店でNintendo Switchとともに抽選販売になるほどプレミア化していたことは、記憶に新しいのではないでしょうか。ユーザーの間では、ゲームやダンスなどのコンテンツを絡めながら楽しくおうちダイエットに取り組めるものが人気を博する傾向にあるようです。
また、3位以降でも「踏み台昇降」や「自重筋トレ」、実に15年ぶりに人気が再燃した「ビリーズブートキャンプ」などが続き、家にいながら省スペースでできる運動に注目が集まっていたようです。屋外での運動としては、「散歩」「ランニング」がランクイン。
人との対面を避けながら、近所をウォーキングしたり、走りへ出る様子が見受けられます。ジムも営業停止する中で、省スペースでの運動や、近場での散歩やランニングなど試行錯誤しながら、運動不足を解消し続けたユーザーの努力がうかがえる結果となりました。

見た目のスタイルよりもライフスタイルを改善?
コロナ前後で比較するダイエットの価値観

最後にイマツイでは、ダイエットに関してコロナ前後で意識や価値観にどのような変化が起こったのか、2020年のコロナ禍以降の投稿を2019年の同時期と比較、分析しました。



分析の結果、コロナ前の期間には「部分痩せやスタイルアップなどの外見への向上心が高い人」が話題にしていたのに対し、ステイホーム期間以降は「生活習慣を見直していく中でダイエットに目覚めた人」が多くいると言えそうです。 「運動」「筋トレ」など、トレーニングに関する話題は両年共通して上位を保っていますが、身体のパーツに関する「お腹」「太もも」などのワードが下降傾向にある一方、食に関する「食事」「ご飯」といったワードが上昇傾向に。
さらに2019年には16位だった「スタイル」が今年はランク外となる一方で、「仕事」「生活」といったライフスタイル関連の話題がランクインする結果に。リモートワークへのシフトや、在宅期間の長期化に伴い、少なからず生活に変化があったことで、食生活をはじめとする生活習慣に見直しが入り、その結果ダイエットに目覚めるユーザーが多かったのではないでしょうか。

コロナ禍を経て私たちの生活様式、価値観は大きく変わりました。今回紐解いたダイエット、食生活への意識も、影響を受けたものの1つといえるのではないでしょうか。今後コロナ禍が収まっても、引き続きコロナで見直されたライフスタイルを維持していきたいですね。