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梅雨間近! 月曜日に雨が降るとカラオケは混むのか?
雨の日と「カラオケなう」の相関から明らかに。カラオケの梅雨特需も分析。

Summary

イマツイは、「日々のなう」の公開にあたり、過去の「○○なう」ツイートを分析、到来間近の梅雨の季節にちなみ、「雨なう」のツイート量と、「カラオケなう」「飲み会なう」のツイート量の関係を見ていくことで、そこに相関があることを発見しました。さらに雨の日につぶやかれるカラオケ、飲み会ツイートより気分が下がりがちな雨の日の楽しみ方、生活者ニーズ、梅雨に向けた需要の兆しを明らかにしました。また、「雨なう」のツイート量と降水量の関係も、分析から明らかになりました。

タグ
なう
日々のなう
梅雨

分析対象

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条件:雨、カラオケ、飲み会に関するツイート
期間:2015年4月1日~5月14日
(シチュエーション分析:2014年6月1日~2015年5月14日)
ツイート量:
雨なう 4,792
カラオケなう 210,288
飲み会なう 6,974
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月曜日から雨。そんな時、カラオケに行く人が増える?Twitter上で見られた、雨の日と「カラオケなう」「飲み会なう」の意外な相関を発見!

イマツイが先日公開した、その日ツイートされた「なう」を日めくりで紹介するリアルタイム系コンテンツ、「日々のなう」

そのコンテンツをもとに、到来間近の梅雨の季節に向けて、雨の日によくつぶやかれる「○○なう」を分析、その背景にある生活者のインサイト(気持ち)を深堀ってみました。

【2015年4月1日~5月14日 「雨なう」のツイート量と「カラオケなう」「飲み会なう」のツイート量の相関】

相関係数:
±0.7~±1.0 強い相関あり
±0.4~±0.7 相関あり
±0.2~±0.4 弱い相関あり
0~±0.2 ほとんど相関なし

「日々のなう」を使って分析してみると、月曜日、金曜日、日曜日に「雨なう」のツイート量が増える時、「カラオケなう」「飲み会なう」のツイート量が増えることがわかりました。

その中でも特に、月曜日に「雨なう」のツイート量が増えると「カラオケなう」のツイート量も増えるというのが、最も相関が高い結果になりました。

「雨の日と月曜日は気分が落ち込む」という歌詞の有名な洋楽がありますが、日本人の場合は、「そうだ、カラオケに行こう」と考える人が多いのでしょうか。一方、「飲み会なう」のツイート量が「雨なう」のツイート量に相関して増えるのは、日曜日だということも分析からわかってきました。

雨による予定中止難民がカラオケにぞろぞろ。長雨の季節、"火・水・木・土曜日は、雨が止むまで歌い放題"サービスなど、新たなサービス開発のシーズあり?

「雨なう」のツイート量と相関があることがわかった「カラオケなう」「飲み会なう」ですが、実際にはどのようなことがつぶやかれているのでしょうか。まずは、雨の日につぶやかれた「カラオケなう」のツイートからその様子を見てみました。

雨の日につぶやかれた「カラオケなう」ツイートを見てみると、特に同世代の友達とカラオケに行っている人が多い様です。また、カラオケに行った動機としては、もともと約束していた予定が雨で中止になってしまった事で代わりの予定として、または雨宿りとしてカラオケを利用していたことがわかりました。

実際には、雨によってBBQ、お花見、野球の練習試合、ユニバーサルスタジオに遊びに行くなど様々な予定が中止になり、急きょ予定をカラオケに切り替えたとつぶいている人が多く見られます。

また、「早く雨止んでくれ」「まだ雨降ってるのかな?カラオケなうだから全然わからない」「雨がすごくて帰れない」など、まさに雨宿り状態でいつ雨が止むのかわからない、という状況も多く見らます。

ビジネス的な視点でこれを見てみると、梅雨の長雨の時期には、「雨が降ったら、止むまで好きなだけ歌い放題サービス」やカラオケのモニターに表示する「今の天気や数時間後の天気情報のお知らせサービス」などが、訪れるお客様から高評価を得ることができるかもしれません。また前述の分析からも、雨の日にカラオケにあまり人が来ないと考えられる、火曜日・水曜日・木曜日・土曜日限定での割引や特典は、さらなる来客を促進する一手ととして考えることもできそうです。

雨の日だからこそ、飲んで気分を晴らしたい?雨の日の「飲み会なう」では、雨と一緒に気分も晴れることを願う人が続出!
宅飲みシフトも多く、自宅でわいわい盛り上がれる"梅雨パーティ"需要もあり??

「カラオケなう」と同じく、「雨なう」のツイート量と相関のある「飲み会なう」のツイート量。今度は雨が降った日につぶやかれた「飲み会なう」のツイートを詳しく見てみました。

雨の日につぶやかれた「飲み会なう」では、普段のストレスや鬱憤を雨と共に晴らしたいという声が見られました。じめじめして気分が下がり気味になる梅雨の季節、あえて友達や同僚と飲みに行き、日ごろのストレス解消をする時間の過ごし方も楽しみ方の1つと言えるかもしれません。

また、雨の日の「飲み会なう」では宅飲みをしている人も多くいる様子です。

雨が降った事で、予定を変えて宅飲みをしたというツイートが見られ、お家で気の知れた友達が集まり、わいわいと時間を過ごしている様子が伺えます。特に雨の日の宅飲みでは、カレーパーティやすき焼きなど、大人数で楽しめる食事が好まれていました。

一方、突然の宅飲みで何を用意したら良いか困るとの声も見られ、スーパーやコンビニなどで、梅雨の時期の宅飲みセットや簡単にみんなで盛り上がれる、鍋などの食品のセットのニーズが高まるかもしれません。

「雨なう」が気象データに勝てる日は来るのか?
「○○なう」からわかるのは雨の日のインサイトだけではなかった!
「雨なう」のツイート量と降水量の関係を分析。

今回の分析では、「雨なう」のツイート量と降水量のデータをもとに、「雨なう」のツイート量と降水量の関係についても分析をしました。

【2015年4月1日~5月14日 「雨なう」ツイート量と降水量の関係】

※降水量出典:気象庁

日別の「雨なう」ツイート量に、気象庁が発表している降水量のデータを重ねてみると、「雨なう」のツイート量が増えた時に、降水量も増えていることがわかります。

今後、「雨なう」のツイート量と降水量の関係から、ーシャルデータを元にした新しい雨量測定指標を作っていくことで、将来的にはTwitter上でリアルタイムにつぶやかれる「雨なう」の量から降水量を判定していくことも出来るようになるかもしれません!?

「○○なう」分析から見えてくる、雨の日の過ごし方と、日本のイマ。「○○なう」の、可能性への挑戦はまだまだ続く

これからの梅雨の季節、1日中雨が降り続ける日々が予想され気分も下がり気味になると思われがちですが、雨の日ならではの楽しみ方もあることが、分析からわかってきました。

また、分析より、一週間のうち月曜日や金曜日、日曜日は、雨が降るとカラオケや飲み会に行く人が増えるということがわかりましたが、逆に雨の日にあまり人の来ない曜日には、雨の日限定サービスを導入することで梅雨時にお店を更に盛り上げられる可能性を秘めていることも、今回見えてきました。

イマツイでは、毎日日本中でつぶやかれる「○○なう」ツイートを分析していくことで、季節や曜日の推移などに伴って見えてくる生活者インサイトや各事象の関係性を明らかにし、「○○なう」に潜んでいる未知なる可能性に挑戦していきます。